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小児肺炎球菌予防接種

小児肺炎球菌について

小児肺炎球菌は病原性が強く、全身感染症の場合には症状の進行が速く、重症度も高いことから世界的にも乳幼児・小児の重要な病原体のひとつとされています。

小児肺炎の症状など

小児の中耳炎・副鼻腔炎・気管支炎・肺炎・敗血症・細菌性髄膜炎など

小児肺炎の治療法

ペニシリン耐性肺炎球菌が増加しているため治療が難しい症例が増えている。

小児肺炎球菌ワクチンの安全性は

小児肺炎球菌ワクチンの主な副作用は、接種部位の発赤と腫れで85%以上に認める。また稀にショック・アナフィラキシー様反応・痙攣などの報告があります(頻度不明)

小児肺炎球菌ワクチンの接種について

小児肺炎球菌ワクチンの望ましい接種スケジュールは、

  • 1.生後2~6ヶ月で開始し、初回免疫として4~8週間あけて3回接種して、1年後に追加接種1回の計4回が基本になります。
  • 2.開始年齢が生後7ヶ月~12ヶ月なら、初回免疫を1回接種して、1年後に1回の計3回になります。
  • 3.開始年齢が1歳~2歳の場合2回で終了となります。
  • 4.開始年齢が2歳~5歳未満の場合、通常1回のみになります。

他の予防注射との関係について

不活化ワクチンですので、ワクチン接種後1週間たてば他の予防接種可能です。